東京都で補綴物の製作なら世田谷区の歯科技工所

株式会社東洋デンタル

デジタルデザインセンター

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ジルコニア

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酸化ジルコニウム（ZrO2）のことを一般的にジルコニアと呼んでいます。耐熱性や生体親和性などを持つことから注目されている材料で、スペースシャトルの外壁や人工関節などにも使用されています。また、ジルコニアは金属ではないので、金属アレルギーの心配もない、安全性の高い材質です。

ジルコニアの種類

ジルコボンド

　基礎部分にジルコニアを使用し、ジルコニアフレームを制作後に、表側にセラミック（ポーセレン/陶材）を焼き付ける歯科技工物です。基礎となるジルコニアは人工ダイヤモンドとも言われるほど強度に優れ、天然歯と変わらない自然な白さと透明感を実現します。また、金属不使用であるため歯と歯ぐきの間に生じる黒ずみが生じるリスクを抑えることができます。

フルジルコニアライトレイヤリング

　五層のレイヤーから成り、透明感がある一方、強度を下げることなく十分な耐久性を保っているのが特徴です。ストローマン社のSAKURAディスクにインナーステインをして焼結し、ジルコニアの上に一層のみ薄くポーセレンを築盛して製作します。まだ国内ではそれほど取り扱いが多くない修復物で、テトラサイクリン歯のケースにも対応できます。

フルジルコニア

　ジルコニアだけを使用しCAD/CAMで制作します。内側から外側まで冠全てがジルコニアでできたオールセラミッククラウンです。内側に金属を使用しないため金属アレルギーの心配もありません。限りなく天然歯に近く、審美性のある白いセラミックでありながら金属と同様に曲げ強度があるため冠を薄く作れるというメリットもあります。